先日、感染対策委員会による手洗いについての研修がありました。
ブラックライトを用いた実践の研修です。
新型コロナウイルス感染症は5類へと移行しましたが、新型コロナの特徴を踏まえた基本的感染対策として、手洗いは引き続き有効とされています。
まずは蛍光剤入りのローションを手指に塗布します。
手洗いマニュアルに沿って手洗いを行います。
ブラックライトの箱に入れてみると・・・
ひときわ光っている箇所は汚れが残っているところです!
爪や指の間は汚れが残りやすいと分かっていても、なかなか完璧な手洗いは難しいと実感しました。
このあと、再度汚れているところを中心にしっかりと手洗いを行いました。
毎日行っている手洗いだからこそ、再確認することができてよかったです。
(事務所:中嶋)
出口病院には14の委員会があります。各委員会がどのような活動をしているのか、シリーズでご紹介致します♪
今回は、人権擁護委員会です。
人権擁護委員会は、患者さん(利用者さん)への対応、ケアという点において、患者さん方の権利を守るために、病院全体として継続的に取り組んでいくために設置されました。
今回は、現在、中心となって取り組んでいる「つぶやきBOX」についてご紹介します。
「つぶやきBOX」とは、職員誰でも投書できるBOXのことで、院内のうち各部署に1箱、必ず設置されています。
「この対応ってどうなの?このままでいいのかな?」といった、周りの職員への気づき、
「あの時どうしたら良かったのかな?」と自分に対する反省点などの投書があげられます。
こういった、直接相談したり、意見として挙げにくい内容を、まずは「自分のこと」から気軽につぶやくことのできるBOXとなっています。
他にも、見習いたい!神対応!などといった質の高い接遇についての報告に加え、職員の業務上でのお困り事など、これまで様々なつぶやきがありました。
中には委員会内だけで対応することが難しい内容もありました…。そこで、当院ホームページで紹介されている、行動制限最小化委員会や業務改善委員会など、患者さんの人権擁護や職員の働く環境など、重なるテーマのある委員会や、管理者とも連携しながら、つぶやきの内容の把握、検討、各部署への周知を中心に行なっています。
〇主な活動内容
・月に1回の人権擁護委員会を実施
職員が気兼ねなく投書しやすくなるよう、職員の声を聴きながらつぶやきBOXの改善にも取り組んでいます。
・院内研修による啓発
全職員を対象に実施しています。職員間の不適切ケアや虐待に対する認識の共有、職員自身の対応、関わり方を振り返る機会にもなっています。
今後も、自らのケアに対する気づきを促し、対応を見直すことによって、よりよいケアを目指していきます。
(担当:PSW 濱里)
AEDを使用した一次救命の流れについて院内研修がありました。
まずは心室細動や早期除細動の重要性について、その後一次救命の流れを説明して頂きました。
そしてデモ機を使っての実践もありました。
1分間に100回~120回のリズムで心肺蘇生をするのはとても大変でした。
心肺蘇生をするのは自動車学校以来という職員もおり、実際にデモ機を使うことは大切な機会となっています。
AEDの普及もすすんでおり、街中でもよく見かけるようになりました。私が住んでいる町内でも公民館に設置しています。
いざというとき、慌てることなくしっかりと訓練を活かせるように行動したいと思います。
(事務所:中嶋)
出口病院には14の委員会があります。各委員会がどのような活動をしているのか、シリーズでご紹介致します♪
今回は、OT委員会です。
まず、OTとは、Occupational Therapyの略語で、訳すと「作業療法」となります。
作業療法とは、簡単に言えば病気などで今まで出来ていたことが出来なくなった場合に、作業療法という様々な活動を通して、自分らしさを取り戻すための、心とからだのリハビリテーションです。
具体的に何を行っているかは、精神療養病棟、認知症治療病棟の「リハビリテーションについて」やデイケアゆうば、デイケアゆうとの「活動プログラム」または「イベント」を是非ご覧ください。
(クリックするとページへ移行します。)
そこで、今回紹介するOT委員会についてですが、
◎委員の構成
作業療法士と各病棟、デイケアから看護師、看護補助、介護士で構成され、夏祭りなどの大きなイベントの際には、精神保健福祉士や事務員も随時委員として参加しています。
◎設置の目的
最後に、新型コロナウィルスが流行して以来、それまで行えていた様々な活動が制限され、特に「買い物」などの院外活動や小学校との「交流会」「バザー」など地域との交流が難しい状況となっています。
しかし、そのように制限された中でも、患者さんにとって何が必要かを考え、そのためにはどのように環境を整えれば活動が行えるか、OT委員会の中で検討を重ねていき、より良い方向へと繋げていきたいと考えています。
(担当:PSW 濱里)
今回は新しくなった精神療養病棟(2病棟)を紹介します。
2病棟はどういうところ?という方はこちらをご覧ください。
2病棟👈こちらをクリック♬
2病棟は新棟の2階と3階になります。
とっても広々としたホールでゆったりと過ごせます😊
お食事や、作業療法もこのホールで行います。窓からの眺めは最高ですっ✨
こちらは談話室。みなさん、テレビをみたりおしゃべりをしたり憩いの場です。
木目調の明るいこちらのお部屋は個室(1人部屋)となっています。
そして自慢のお風呂♨自分で入浴できる患者さんが利用しています。
個浴で仕切ることもでき、プライバシーもしっかり守られます。
こちらのタイプは介助が必要な患者さんが利用されるお風呂です。
安全にかつ安心に、リラックスして入浴できるよう職員がお手伝い致します。
新しい病棟ということもあり、患者さんもにこやかに過ごされているように感じます。
患者さんが笑顔で穏やかに過ごされる環境づくりを職員一同日々心掛けています。
(担当:2病棟 谷崎・秋田・垣内)
出口病院には14の委員会があります。各委員会がどのような活動をしているのか、シリーズでご紹介致します♪
今回は、行動制限最小化委員会です。
当院の入院患者さんへの対応は、精神保健福祉法にのっとり、患者さんの個人としての尊厳を尊重し、その人権に配慮するよう努めています。また、適切な精神医療の確保及び社会復帰の促進に資するものでなければならないことを念頭に、患者さんの自由の制限が必要とされる場合においても、その旨を患者さんにできる限り説明して制限を行うよう努めるとともに、患者さんの状況に応じて最も制限の少ない方法により行わなければならないという理念のもと、委員会運営を行っています。
上記を念頭に、やむを得ず行動の制限が行なわれる場合は、患者さんの生命を守ること、身体の損傷を防ぐことにも十分留意するため、マニュアルを作成しています。たとえば、実際に身体拘束を行う際は、器具の使用方法を確認し、正しく安全に器具を使用することで患者さんを守り、2次的な身体障害を起こさないよう取り組んでいます。
《主な活動内容》
・月に1回の行動制限最小化委員会を実施
ご本人の人権や尊厳を守るために、行動制限を行っている患者さんのケース検討、状況確認を行い、最小化に向けて話し合いを行っています。
・実際の状況を知るための院内ラウンド
不適切な使用方法や、間違った使い方がされていないかなどの確認を行い、毎月委員会内で現状の把握・検討・見直しを行なっています。
・年に2回の院内研修
全職員を対象に、行動制限について各個人が理解を深める機会となっています。
委員会では今年度の目標を、“委員としての自覚を持ち、最小化を目指していく”とし、医師を中心に多職種と連携し、今後も行動制限を最小化するために努力していきます。
(担当:OT 比嘉)
出口病院には14の委員会があります。各委員会がどのような活動をしているのか、シリーズでご紹介致します♪
今回は、感染対策委員会です。
医療機関にとって、院内感染を未然に防止すること、そして一度発生した場合、原因を特定し感染症が拡大しないように制圧することは重要です。
医療機関に求められる、安全かつ適切な医療の提供のために活動しています。
主な活動内容
最近では、新型コロナウイルスが流行しており、医療従事者の感染対策が重要となっています。
私達は病原体に、
以上のことを徹底しています。
病院としての具体的な取り組みは、出勤時と休憩後のスタッフの検温や手洗いを小まめに行うこと、また使ったテーブルなどは、都度アルコールなどで消毒を行っています。
スタッフ全員で感染対策の徹底に日々努力しています。
感染対策委員会のメンバーです♪ほかにも各部署から1~2名多数所属しています😊
(担当:2病棟 秋田)
出口病院には14の委員会があります。各委員会がどのような活動をしているのかシリーズでご紹介致します♪
今回は、業務改善員会です。
業務改善委員会は、
などを目的に活動しています。
副院長、看護部長、病棟師長、介護主任、各部署スタッフ13名が所属しており、月に1度委員会を開催しています。
これまでの活動内容は・・・
・カルテの整理
新棟建設に伴い、保管していたカルテの整理を行いました。2019年から取り組み、今年の5月に作業を終えることが出来ました。
・カルテ書式や看護記録などの見直し、書類の保存期間の見直し
カルテの書式は「保険医療機関および保険医療養担当規則」に準じて見直しを行いました。
看護記録の見直しは、師長、主任、代表スタッフが加わり「記録に関する検討会」を実施しました。
書類の保存期間の見直しに伴い「文書管理規定」を作成しました。
入院のしおりを更新しました。
・各部署マニュアル作成の見直しと更新の支援
・医療接遇の向上
患者さんやご家族から頂いたご意見を検討し、必要に応じスタッフに広報したり、設備面の整備などを行っています。
また、外部講師を招いて研修会を行う事もあります。
業務改善員会のメンバーです♪
(担当:3病棟 太田・長谷川)
出口病院には14の委員会があります。
各委員会がどのような活動をしているのか、いくつか紹介していきたいと思います。まずは広報委員会を紹介します!
広報委員会は病院の情報や活動などを地域に発信し、病院の認知度の向上を図ることを目的に活動しています。
出口病院の各部署から1~3名、またデイケアゆうば、デイケアゆうとからも1名づつ選出され、現在13名が委員会に所属しています。
≪主な活動内容≫
・月に一度の委員会
出口病院のホームページをどうやったら見てもらえるのかを話し合い、分かりやすいホームページになるように作成しています。
・イベントや院内研修の掲載
ホームページに作業療法活動や院内研修の様子など、さまざまな活動をアップしています。
・ホームページの変更、見直し
最近では病院の移転、クリニックの閉院などに伴い、ホームページの変更を行いました。
新しくなった病棟の紹介もする予定です♬
ホームページにアップする際気を付けていることは個人情報の取り扱いです。インターネット上で公開した情報はたくさんの人が閲覧する可能性があり、一度公開された情報がコピー拡散された場合、完全に削除することは難しいとされています。患者さんが写っている写真を使用する際は、ご本人に確認することはもちろん、ご家族にも必ず確認をすることを徹底しています。
出口病院はどんな病院なのか、様々な視点で情報を発信していけるようにがんばります!!
(担当:事務所 中嶋)
先日、避難訓練を行いました。今回は新しい病棟になって、初めての避難訓練でした。
今回は新しい病棟ということもあり、いつもより緊張感のある避難訓練だったように感じます。
旧病棟と違うところが多々あり、改善点を見つけることができました。
今回の経験をもとにマニュアルを見直し、万が一の時の備えを行いたいと思います。
また、長崎は11日に梅雨入りとなりました。
梅雨の時期になると、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に十分注意が必要となります。
今回は火災を想定した訓練でしたが、これからの時期は土砂災害なども考えられるため、
緊急時に適切な判断や行動を職員がとれるようになったらと思います。
とても貴重な避難訓練となりました。
(担当:事務所 中嶋)