長崎市小江原・式見 地域包括支援センター
☆フレイルをご存じですか?
年をとって体や心のはたらき、社会的なつながりが弱くなった状態を指します。
そのまま放置すると、要介護状態になる可能性があります。
大事なことは、早めに気づいて適切な取り組みを行うこと。
そうすればフレイルの進行を防ぎ、健康に戻ることができます。
新型コロナウイルス感染症の流行から、動かないことによりフレイルが進んでいきます。
~フレイル進行を予防するためには~
①自宅でもできるちょっとした運動で体を守ろう
②しっかり食べて栄養をつけ、バランスの良い食事を
③お口を清潔に保ちましょう
④しっかり食べて、出来れば毎日おしゃべりを
⑤家族や友人との支え合いが大切です
☆フレイル予防として、座ってできる簡単な一部体操を紹介します。
1.つま先あげ(つまづき対策) 両足3秒×10回
ゆっくり上げてゆっくりおろしましょう
2.かかと上げ(階段昇降に有効) 両足3秒×20回
ゆっくり上げてゆっくりおろしましょう
3.ひざ伸ばし(ひざ痛対策) 左右10秒×5回
ひざをしっかり伸ばしてつま先は天井に向けましょう。背もたれにもたれずに
4.50肩・肩痛予防 両手10秒×5回
指先を伸ばしたまま胸の高さから顔の横まで上げる。息を止めずに、数を数えながら行いましょう。
(保健師 山北)
暦の上では春ですが、まだまだ寒い日が続いています。
今日は、すっきりとした青空が広がり、気持ちの良いお天気ですね♪
換気をして、健康管理に気をつけてお過ごしください。
今回は、
・新年のご挨拶
・桜が丘小学校、小江原小学校で開催した認知症の学びのご報告
・みまもりあいプロジェクトのご案内
・知っていますか?-特殊詐欺-
を掲載しています。
みなさんの生活に少しでも参考になれば嬉しいです♪
PDFは下のボタンからダウンロードできます。
2年ぶりの雪❄
どのようにして過ごされたでしょうか?
1月9日(土)の包括支援センターの車にはこんなに雪が!!
地面にも13cm。
雪遊びをしている子供たちが楽しそうにしていました。
私も子供の頃は雪が降ると浮足立ってましたが、大人になると寒さとの格闘、仕事に行けるのかと葛藤。
そう言いつつ、しっかり雪だるまを作り、雪遊びを堪能してしまいました。
(認知症地域支援推進員 山添)
新型コロナウイルス感染の影響からか、世間的にどことなくどんよりした雰囲気が漂っている感じがある今日この頃ですが・・・
当センターの近所で素敵な花壇を見かけたので、思わずシャッターを押しました。
(小江原ニュータウン)
花壇を見ていると、気持ちが和らぎ、尚且つパワーを貰えたような気がしました。
日頃から花壇を整備されている方々に感謝を申し上げます (^^)
(保健師 山北)
今日は認知症疾患医療センターと包括が協働して桜が丘小学校で認知症サポーター養成講座を行ってきました。
コロナの感染拡大を防止する為、グループワークは行わず、個人ワーク。
それぞれの考えを付箋に書いて、模造紙に貼って、全体で意見を共有しました。
小学校で付箋を用いての認サポの開催は初めてでしたが、付箋を用いることで、それぞれの思いをしっかり表出できていたように思います。
認知症の方への接し方を学ぶことで、人にやさしく接することの大切さを知る。
認サポが一つのきっかけとなり、ここ小江原がすべての人にやさしいまちになっていったらいいなと思いました。
(認知症地域支援推進員 山添)
最終回!地域へ繰り出します。
花子さんに扮した地域住民を通学路上(コース別)に配置。
児童たちにはグループ別に通学路を歩きながら、花子さんを探してもらいました。
グループには認知症サポートリーダーさんや民生委員、地域の専門職が指南役・補佐役としてサポートしてくれました。
花子さん役7名の名演技。
花子さんを見つけた児童たちも頑張って声をかけていました。
実際に声をかけてもらった花子さんからは「うれしかった」「温かい気持ちになった」といった感想がたくさんありました。
昨年、今年と2歩前進しました。
認知症になっても安心!!
そう思えるような街づくりをめざして、また来年3歩目を踏み出したいと思います。
(認知症地域支援推進員 山添)
今回は認知症のお勉強です。
「認知症ってどんなイメージ?」尋ねると詳しい回答が!!
「タブレットで予習してきました」と、最近はタブレット端末が授業にも用いられてるんですね。
認知症について学びを深めた上で、来週の声かけ体験に向けて、事例を用いて対応を考えました。
今回も認知症サポートリーダーの皆さん、民生委員さん、地域住民さん、地域の専門職の方々も一緒です。
事例の概要は
・小江原 花子さん 79才
・もともと社交的な性格だったが、1年程前から同じ話を繰り返すようになった
・大好きな花壇の手入れもしなくなった
・よく行っていたふれあいセンターにもたどり着けなくなった
こんな花子さんが小江原・城山台で行方がわからなくなりました。
どのようにして花子さんを探しましょうか?
といったワーク。
通学路のコース別にグループを編成しました。
通りの人に対して、どうする?
花子さんが見つかった時にかけるホットメッセージは?
通りの人には「挨拶をする」、花子さんには「大丈夫ですか?」「手伝ってあげましょうか?」と声をかけるなどなど、たくさんの意見が出ました。
次回は実践編。今日考えたことを持って、地域に繰り出します!!
(認知症地域支援推進員 山添)
例年、小学4年生が病院や高齢者福祉施設の慰問をしているそうなのですが、今年はコロナの影響で慰問ができず。
こちらが参じましょう!!
ということで、地域の高齢者と地域の事業所の理学療法士と共に小学校へ出向いてきました。
児童たちはたくさんの質問を用意してくれていました。
Q.今やりたいことはなんですか?
Q.孫にやさしくしたくなるのはなぜですか?
Q.お世話をする人はきつくないのですか? などなど
用意していてくれた質問は時間内に収まらず。
帰りは玄関までお見送りしてくれました。
温かい気持ちになりました。
(認知症地域支援推進員 山添)
2020年度も “SOS やさしい声かけで地域の見守りの輪をつなげよう~in小江原・城山台~” を開催することができました!!
今年は小学4年生が対象です。
昨年同様、児童たちは3回シリーズで学びを深めてきたわけですが、今回はシリーズ1回目「高齢者疑似体験」の特集です。
認知症サポートリーダーの皆さん、地域の専門職の方々にご協力頂きました。
肘・膝のサポーター、手首・足首・ベストのポケットにはおもり、イヤーディフェンダー、ゴーグルを装着。
装着しただけで「見えない」「聞こえない」「体が動かない」といった感想が聞こえました。
その状態で介助役の相方と二人一組で、体育館内に設置された5つのミッションを歩いてこなしていきました。
新聞の文字は見えづらし、折り紙は折りづらいし、階段下るのは怖いし。
なるほど。だからお年寄りは一つ一つをこなすのに時間がかかるのね。
高齢者の大変さを体感していただきました。
これからお年寄りを見かけたら優しくしてくれるといいな~
続いては、第2回「認知症サポーター養成講座」!
の、前に、オプション「高齢者と高齢者のお世話をする仕事をしている方にインタビュー」をお届けします。
(認知症地域支援推進員 山添)
長崎市内に在住し、在宅で介護をしている方、介護する予定のある方、介護に関心のある方を対象として、
よろず介護教室を2回シリーズで開催しました。
1回目は10月6日「オムツの上手な選び方・使い方」をテーマに
出口病院 デイケアゆうば 友永隆文介護福祉士を講師に招いて開催しました。
対象者の状況によって、使用するオムツの種類が違うことや、介護負担の軽減に繋がるオムツ選びなど、
実践に即した事柄を知ることができました!
何気なく選んでいた方も、今後購入する際のコツを学べ、役立てられたのではないかと思いました😊
2回目は12月1日「尿漏れ予防体操(骨盤底筋体操)のススメ」をテーマに
長崎市在宅支援リハビリセンター 吉田敬理学療法士を講師に招いて開催しました。
まずは骨盤底筋を意識し、力の入れ具合を実感できることが大切である為、
人体模型、資料、タオルを使用しながら説明していただき、とても分かりやすかったです。
和やかな雰囲気の中、楽しい時間を過ごすことができました。
高齢になると、筋力の低下から排尿トラブルが出現しやすいことが挙げられます。
とてもデリケートなことなので、相談しづらく悩まれている方も多いと聞いたことがあります。
今回は家でテレビを見ながらでも出来る体操の紹介もありましたので、
日常生活に取り入れることで、悩みの解消となれればいいなと思いました。
今回はコロナの影響により、一部の地域に限定して周知・開催でした。
来年度は小江原地区で開催予定です。
(保健師 山北)