よくある質問 | 医療法人昌生会|出口病院・デイケア・でぐちクリニック
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よくある質問

よくある質問


精神療養病棟(2病棟)

どんな場合に入院できますか?

  • ● 不眠
  • ・神経がひどく過敏になり、夜眠れなくなった。
  • ・眠りが浅く、早朝に目覚めてあれこれ悩む。
  • ・睡眠時間が極端に少なく、それでも疲れず必要以上に活動するなど。
  • ● 気分や考え、体験の異常
  • ・次々と色々な考えが浮かび、脳が休まらない。
  • ・周囲から脅かされるような恐怖や不安で心が休まらない。
  • ・見えるはずの無いものが見えたり、聴こえるはずのないものが聴こえて煩わされる。
  • ・気分がひどく落ち込んで、何もしたくない、出来ない。
  • ・自分自身をひどく責められてつらい。
  • ・不自然に気分が高揚して休養が難しい。
  • ・生活上の些細な行為や出来事に広くこだわりを持つようになり、日常生活に支障をきたすようになったなど。
  • ● 行動の異常(周囲の気付き)
  • ・落ち着きが無くなり、時に激しい興奮や暴力が起こる。
  • ・物を盗られたなど再三騒ぐようになった。
  • ・部屋に引きこもるようになり、他者と交流しなくなった。
  • ・精神的な理由で食事を食べなくなったなど。

どのような場合に退院になりますか?

  • 入院によってある程度の休養をとり、病気の認識が持てること、また、服薬や(必要な場合)生活していく上での工夫が身についたり、生活手段のめどがつくことが退院の目安になります。

認知症治療病棟(3病棟)

どんな場合に入院できますか?

  • ●在宅からの入院
  • 在宅からの場合、すぐに入院に結びつくことは少ないです。
  • それでもなお在宅でみることが難しい場合(例)
  • ・急におかしなことをしたり言ったりするようになった、夜眠らなくなった、ひどく落ち込んで様子がおかしいと感じるようになった、行方不明になって何度も保護もされてしまうなど。
  • ・上記の事態に家族が困惑している場合など。
  • ●施設からの入院
  • 施設での生活が保てないほどの症状がある場合(例)
  • ・もの盗られなどの被害妄想が著しくなり、トラブルが絶えない。
  • 対象が介護者の場合(例)
  • ・介護介入ができない。
  • ・昼夜逆転の生活パターンとなり、夜間の問題行動が著しい。
  • ・精神的な理由で拒食が続く場合。
  • ・上記のような症状により、集団での生活に適応できなくなった場合。
  • ・入所中に様々な身体疾患を併発したが、上記のような周辺症状のため、内科、外科への入院が困難となった場合など。
  • ●病院からの入院
  • 入院の対象となった疾病よりも認知症が問題となった場合(例)
  • ・内科、外科、整形外科などの治療中に認知症の周辺症状の方が問題となり、本人または、周囲の安静が保てない。
  • ・または治療を拒む状況になった場合。(具体的には徘徊や大声、点滴はずしなど)
  • ・精神的な理由で拒食が続く場合など。

どのような場合に退院になりますか?

  • 入院に至る経緯の中で問題になったことが、ある程度「落ち着く」ことが退院の目安になります。
  • ・介護の抵抗も少なくなり、他者への対応がやわらいできた。
  • ・ものを盗られたといって騒がなくなり、比較的穏やかに過ごせるようになった。
  • ・夜間に大きな声を上げることが少なくなり、ゆっくり休めるようになった。
  • ・認知症以外の疾患(肺炎、骨折など)が回復し、安静が必要でなくなったなど。

入院中に起きるデメリットは?

  • 下記のようなデメリットが発生する場合もあります。
  • ・生活環境の変化により、一時的に不安定になり行動障害が増悪することがあります。
  • ・薬の効果と副作用には、大きな個人差があります。人によっては、ごく少量でも副作用(眠気、ふらつきなど)がおこる場合があります。

デイケアゆうば

医療保険は介護保険とどう違うのですか?

  • 要介護度に関係なく、認知症の治療が必要と医師が診断したケースの方が必要に応じて何回でもデイケアサービスを受けられます。

食事代はいくらかかりますか?

  • デイケアゆうばの食事は医療費に含まれます。各保険の一部負担となります。(1割の場合46円)

でぐちクリニック

「認知症かもしれないので、受診されたほうがいいですよ」とケアマネージャーから勧められたのですが、受診をして認知症は治るのでしょうか?

  • 「認知症」は老化による物忘れと違い、脳の後天的な変化(病気)により、もの忘れを中心とした様々な症状を引き起こす病です。「認知症」は緩やかにあるいは急激に進行する病です。しかし、かかわりや環境などの調整で多くの場合、穏やかな生活を継続していくことができます。そのためにも、早期発見、早期介入が必要です。また、認知症の症状を、脳腫瘍、正常圧水頭症、慢性硬膜下血腫、うつ病など、その他の病気が引き起こしている可能性もあります。その場合は、病気を探し出し、認知症の症状を引き起こしている病気の治療が必要になります。
    まずは、受診をして認知症であるかどうか鑑別し、認知症であれば、認知症のタイプに応じて、支援、又は治療を行います。

最近物忘れが目立つようになり、介護が必要となってきました。介護保険を受けようと思いますが、主治医の意見書を書いてもらえますか?

  • 受診していただき、ご本人ご家族からのお話を十分聞かせていただくことで、主治医の意見書を書くことができます。
    認知症の場合、身近なご家族の前で症状が現れやすいものです。また本人に「できない」との自覚もなく、「何でも自分でしています。困ったことはありません」などと、かかりつけ医師や訪問調査員の人にきちんと接することができます。ですから、実際できないところや認知症の症状が把握しにくいことが多いのです。この結果、場合によっては、かかりつけの医師による意見書が現実を十分に表現できず介護認定の際に、症状が過小評価されてしまい、認定を誤って低く判定されてしまうこともあります。
    主治医の意見書の特記事項に、家庭で起こっている出来事や、医師の見立てを詳しく書くことで、審査の役に立つと考えています。

金銭管理が一人ではできなくなり、金融機関から後見制度を勧められています。申立てに必要な鑑定をしてもらえますか?

  • 鑑定をすることはできます。鑑定にはご本人を知るための時間が必要です。生活全般の状況や能力を詳しく知るために、デイケアなどにある期間通っていただくことを提案することがあります。

「うつ」で引きこもってしまい、受診のための外出もできません。往診してもらえますか?

  • 往診することはできます。往診する前に、ご家族に来院していただき、ご本人がうつに至った経過や今の状況の聞き取りをさせていただきます。ご本人を不安にさせないために、十分な準備が必要です。

自分は病気じゃないからと頑として受診しません。どうしたらよいでしょうか?

  • 頑ななときは、不安や身構えが強いということです。無理に受診を促すと、受診の際、信頼関係を作っていくことが難しくなります。まずはご家族に来院していただき、経過や今の状況をうかがいます。そして個別な事情に応じて、ご本人が納得できる受診理由を探し、受診のチャンスをうかがいます。場合によっては往診も検討します。

認知症とは?

認知症とはどんな状態のことを言うのですか?

  • 「認知症」とは、正常であった脳の知的な働きが、後天的な(生まれてからしばらくたってから起きた)いろいろな病気によって、持続的に低下した状態のことです。

老化による物忘れと認知症のちがい

老化による物忘れ

  • 体験の一部分を忘れて全体は忘れない。
  • 物の名前を忘れることは多いが、ものごと自体は忘れない。
  • もの忘れを自覚している。
  • 人、場所、時間に関してはほぼ正しく認識できる。
  • 日常の社会生活に支障はない。

認知症の症状

  • 体験の全体を忘れる。
  • 物の名前だけでなく、ものごと自体も忘れる。
  • もの忘れの自覚に乏しい。
  • 人、場所、時間を正しく認識できなくなる。
  • 日常の社会生活に支障をきたすことがある。

認知症の三大原因について知っておきましょう!

アルツハイマー型

脳が特有の変化を伴って萎縮する病気で、記憶力だけでなく、判断・理解・思考力などまで低下してしまいます。人・場所・時間にかかわる認識が悪くなり、とくに早いうちから時間に関する認識能力が衰えるのが特徴です。具体的には、今が「〇年〇月〇日〇時ごろ」かということや、自分の年齢がわからなくなったりします。記憶の障害は最近のことが覚えられない、現在から過去にさかのぼって忘れていくという特徴があります。

まずは支援体制を整えること
「病気である」という認識が遅れると、ご本人はもちろんのこと、ご家族も、混乱のうずにまきこまれ、関係を悪くしたり、症状を悪化させることにもなります。
早めに診断を受け、専門家に関わってもらうこと、介護保険の申請を行うなどし、支援体制を整えることが、1番の治療となります。必要に応じて薬物治療を行います。

レビー小体病

アルツハイマー病の次に多いと言われている認知症です。初期に幻覚(特に幻視が特徴)や妄想が出ます。次第に物忘れなどの認知症症状が現れ、正常に見えるとき、様子がおかしい時が繰り返し見られます。また、体の硬化、動作の遅滞、小また歩行等、パーキンソン病に似た運動障害が出てきます。パーキンソンの治療薬や幻視や妄想を抑える薬を安易に使うと、病状を悪化させてしまいます。

繰り返しになりますが、症状の特徴から、パーキンソン病や老年期の幻覚妄想状態と間違えられやすいため、まずは、きちんと見立てをすることが必要です。見立てを誤ったまま薬物療法がおこなわれると、深刻な状況になることがあります。専門家のかかわりが特に必要です。

脳血管障害による認知症

脳の動脈硬化が進み、脳梗塞や脳出血をおこしてしまうと、部分的に脳の機能が失われることがあります。こうしておこるのが、「脳血管障害による認知症」です。
その約8割は、脳梗塞や脳出血による脳卒中発作の後遺症としておこり、残る約2割は目立つ症状をおこさない小さな脳梗塞によっておこるといわれています。
記憶力の衰えの割に、思考力は高いなど、症状の偏りが見られやすいのが特徴です。

もとになる病気をしっかり治療
脳梗塞や脳出血が再発するたびに、認知症も悪化するので、再発を防ぐことが最大のポイントです。
それには脳血管障害の原因となっている高血圧・高脂血症・糖尿病などをしっかり治療することが大切。同時に、必要に応じて、血液が固まるのを防ぐ薬や脳の血流を促す薬などが使われます。