理事長挨拶 | 医療法人昌生会|出口病院・デイケア
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理事長挨拶

ご挨拶


医療法人昌生会

理事長出口 之

当院は、私の父である出口昭典により、1966年12月、この柿泊の地に開院されました。
当時は、道路や水道の整備もされておらず、周囲もほとんど山の景色に囲まれていました。
その後、二度三度の増改築を経て、当院も少しづつ姿を変えるとともに、周囲も運動公園や中学校ができ、開院当初とは全く見違えるような周辺環境となりました。
当院は、精神科病院ですが、開設者である父の理念もあり、早期から近隣の小・中学校の皆さんとの交流をさせて頂いたり、家族の皆様との交流を通じて、共生の精神のもと、障害を持つ人々の社会復帰に役立てていただきました。
平成21年には、認知症疾患医療センターとして、長崎県で最初に認可を受けています。認知症については、軽度認知障害といわれる認知症の前段階の方々に対しての予防活動・外来通院や訪問看護による医療提供・重度認知症デイケアの利用・認知症専門治療病棟での入院治療など、その病態・容態に応じたケア、医療の提供を行っています。これからも加速する高齢化社会に向けて、さらに増加が予想される認知症の患者さんやご家族に対して、より一層安心して穏やかな生活が送れるよう、頑張っていきたいと考えております。

長崎は高齢化率が全国でも高く、更には斜面地や離島など医療介入にも多問題を抱えています。より良い医療は決して病院だけで展開できるものではなく、ご家族や社会の皆様方のご支援・ご理解があってはじめて成り立つものですので、今後ともご指導・ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。

医療法人昌生会

理事長出口 之