人権擁護委員会 | 医療法人昌生会|出口病院・デイケア
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人権擁護委員会

出口病院には14の委員会があります。各委員会がどのような活動をしているのか、シリーズでご紹介致します♪

今回は、人権擁護委員会です。

 

人権擁護委員会は、患者さん(利用者さん)への対応、ケアという点において、患者さん方の権利を守るために、病院全体として継続的に取り組んでいくために設置されました。

今回は、現在、中心となって取り組んでいる「つぶやきBOX」についてご紹介します。

「つぶやきBOX」とは、職員誰でも投書できるBOXのことで、院内のうち各部署に1箱、必ず設置されています。

 

 

 

 

「この対応ってどうなの?このままでいいのかな?」といった、周りの職員への気づき、

「あの時どうしたら良かったのかな?」と自分に対する反省点などの投書があげられます。

 

 

こういった、直接相談したり、意見として挙げにくい内容を、まずは「自分のこと」から気軽につぶやくことのできるBOXとなっています。

他にも、見習いたい!神対応!などといった質の高い接遇についての報告に加え、職員の業務上でのお困り事など、これまで様々なつぶやきがありました。

 

中には委員会内だけで対応することが難しい内容もありました…。そこで、当院ホームページで紹介されている、行動制限最小化委員会や業務改善委員会など、患者さんの人権擁護や職員の働く環境など、重なるテーマのある委員会や、管理者とも連携しながら、つぶやきの内容の把握、検討、各部署への周知を中心に行なっています。

 

〇主な活動内容

・月に1回の人権擁護委員会を実施

職員が気兼ねなく投書しやすくなるよう、職員の声を聴きながらつぶやきBOXの改善にも取り組んでいます。

 

・院内研修による啓発

全職員を対象に実施しています。職員間の不適切ケアや虐待に対する認識の共有、職員自身の対応、関わり方を振り返る機会にもなっています。

 

今後も、自らのケアに対する気づきを促し、対応を見直すことによって、よりよいケアを目指していきます。

(担当:PSW 濱里)