



出口病院には14の委員会があります。各委員会がどのような活動をしているのか、シリーズでご紹介致します♪
今回は、感染対策委員会です。
医療機関にとって、院内感染を未然に防止すること、そして一度発生した場合、原因を特定し感染症が拡大しないように制圧することは重要です。
医療機関に求められる、安全かつ適切な医療の提供のために活動しています。
主な活動内容
最近では、新型コロナウイルスが流行しており、医療従事者の感染対策が重要となっています。
私達は病原体に、
以上のことを徹底しています。
病院としての具体的な取り組みは、出勤時と休憩後のスタッフの検温や手洗いを小まめに行うこと、また使ったテーブルなどは、都度アルコールなどで消毒を行っています。
スタッフ全員で感染対策の徹底に日々努力しています。
感染対策委員会のメンバーです♪ほかにも各部署から1~2名多数所属しています😊
出口病院には14の委員会があります。各委員会がどのような活動をしているのかシリーズでご紹介致します♪
今回は、業務改善員会です。
業務改善委員会は、
などを目的に活動しています。
副院長、看護部長、病棟師長、介護主任、各部署スタッフ13名が所属しており、月に1度委員会を開催しています。
これまでの活動内容は・・・
・カルテの整理
新棟建設に伴い、保管していたカルテの整理を行いました。2019年から取り組み、今年の5月に作業を終えることが出来ました。
・カルテ書式や看護記録などの見直し、書類の保存期間の見直し
カルテの書式は「保険医療機関および保険医療養担当規則」に準じて見直しを行いました。
看護記録の見直しは、師長、主任、代表スタッフが加わり「記録に関する検討会」を実施しました。
書類の保存期間の見直しに伴い「文書管理規定」を作成しました。
入院のしおりを更新しました。
・各部署マニュアル作成の見直しと更新の支援
・医療接遇の向上
患者さんやご家族から頂いたご意見を検討し、必要に応じスタッフに広報したり、設備面の整備などを行っています。
また、外部講師を招いて研修会を行う事もあります。
業務改善員会のメンバーです♪
出口病院には14の委員会があります。
各委員会がどのような活動をしているのか、いくつか紹介していきたいと思います。まずは広報委員会を紹介します!
広報委員会は病院の情報や活動などを地域に発信し、病院の認知度の向上を図ることを目的に活動しています。
出口病院の各部署から1~3名、またデイケアゆうば、デイケアゆうとからも1名づつ選出され、現在13名が委員会に所属しています。
≪主な活動内容≫
・月に一度の委員会
出口病院のホームページをどうやったら見てもらえるのかを話し合い、分かりやすいホームページになるように作成しています。
・イベントや院内研修の掲載
ホームページに作業療法活動や院内研修の様子など、さまざまな活動をアップしています。
・ホームページの変更、見直し
最近では病院の移転、クリニックの閉院などに伴い、ホームページの変更を行いました。
新しくなった病棟の紹介もする予定です♬
ホームページにアップする際気を付けていることは個人情報の取り扱いです。インターネット上で公開した情報はたくさんの人が閲覧する可能性があり、一度公開された情報がコピー拡散された場合、完全に削除することは難しいとされています。患者さんが写っている写真を使用する際は、ご本人に確認することはもちろん、ご家族にも必ず確認をすることを徹底しています。
出口病院はどんな病院なのか、様々な視点で情報を発信していけるようにがんばります!!
先日、避難訓練を行いました。今回は新しい病棟になって、初めての避難訓練でした。
今回は新しい病棟ということもあり、いつもより緊張感のある避難訓練だったように感じます。
旧病棟と違うところが多々あり、改善点を見つけることができました。
今回の経験をもとにマニュアルを見直し、万が一の時の備えを行いたいと思います。
また、長崎は11日に梅雨入りとなりました。
梅雨の時期になると、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に十分注意が必要となります。
今回は火災を想定した訓練でしたが、これからの時期は土砂災害なども考えられるため、
緊急時に適切な判断や行動を職員がとれるようになったらと思います。
とても貴重な避難訓練となりました。
真新しい制服をまとった中学生がたくさん歩いている姿を見かけましたが、4月7日は入学式だったそうです🌸
初々しい姿に、なんだか心の中があたたかくなりました😊
出口病院にも、4月から8名の職員が入職し、オリエンテーションを開催しました。
昌生会の概要や理念をはじめ、施設管理や委員会の紹介、個人情報保護法や精神保健福祉法といった法律のことなど、約1日を通してのオリエンテーションとなりました。
出口病院の新入職員、どうぞよろしくお願い致します。
今回の研修は薬剤の知識と医薬品管理という事でかなり専門的な内容でした。
私は看護師として働いています。薬といっても錠剤以外にも吸入薬や注射、シロップ剤などいろいろな薬があります。
その中でも取り扱いはそれぞれ違い、間違えると薬の十分な効果が得られなかったり、悪影響も出たりすることがあります。
患者さんにとって薬はとても大切です。薬を取り扱う看護師はそのことを理解し、間違えのないようにしないといけません。
間違いを極力減らすため、病院では薬局で3回、病棟で3回のチェックを行っています。
今回の研修でもう一度薬の取り扱いのことや知識を深めるいいきっかけになり、とてもいい研修でした。
最後に、薬局よりメッセージです。
手帳の記録がありますと医師、薬剤師がどのようなお薬をどのくらいの期間つかっているかなどの判断ができ、
お薬の飲みあわせの確認や重複投与を防ぐことができます。来院の際はおくすり手帳を忘れずにもってきてくださいね😊 |
(2病棟 看護師:垣内)
12月に行動制限最小化委員会による、精神保健福祉法のテストが全職員を対象に行われました。
今回行われたテストは、全職員がどれくらい精神保健福祉法について把握しているかを確認する為のテストです。
(前回行われた精神保健福祉法の研修はコチラ👈をクリック)
今回は問題として出題された「任意入院と医療保護入院」の説明を致します。
任意入院は、本人の意志に基づいて本人の同意で入院するものです。
医療保護入院は、本人の意志・本人の同意がなく、家族等の同意と精神保険指定医の入院必要性の判断で入院させるというものです。
この様に、入院でも種類があるのです。
テストの答え合わせが行われましたが、非常にむずかしかったです。
今回出された問題で解けなかった分は、改めて勉強する事が出来ました。
研修中の画像になりますが、皆さん非常に難しい表情でした。
(担当:3病棟 長谷川)
11月18日に感染予防委員会が「感染管理②」ということで手洗いについて研修を行いました。
毎年行っている蛍光剤とブラックライトを用いた手洗い実践の研修です。
コロナ禍で手洗いの重要性は十分に浸透しているところですが、「きちんと洗えているか」となると案外出来ていないものです。
まずは手洗いの目的について。
「感染の予防策として行われるもので、皮膚透過菌のほとんどを除去することを目的に、手指を介して起こる接触感染を防止することが最終目標」です。
手洗いには
・日常的手洗い
・衛生的手洗い
・手術時手洗い
があり、衛生的手洗いについて今回の研修で再確認しました。
蛍光剤入りのローションを手指に塗布した後
通常と同じように石鹸と流水で手洗いを行います。
きれいに洗いあがったように見える両手ですが
この中に入れて確認すると・・・・・・
手のひらはきれいに汚れが落ちていますね。
・・・ですが。
爪や指の間などに汚れが残っていることが目に見える形で確認出来ました。
爪や指の間は汚れが残りやすいと分かっているので十分気をつけて洗っていても、汚れが残っている人も多く、確認した後は再度手洗いをして汚れを落としていました。
毎年この研修を受けるたびに「出来ているつもり」になっている手洗いについて基本に立ち返ることができます。
手洗いは感染予防の基本の一つです。日々の業務の中でついつい「これくらいで大丈夫」になってしまわないようにと振り返ることが出来ました。
(担当:PSW 能戸)
先日、第3回施設内研究発表会が行われました。
についてです。
最初の発表は「事例を通して意思決定支援を考える」についてです。
認知機能が低下している患者さんの支援にあたり、本人の意思を尊重できているのか、自分の考えを押し付けていないかなど、ジレンマを感じることがあります。
今回は自宅退院を希望する患者さんに対し、施設入所の方向で支援を行ったケースについて、意思決定支援の観点に絞り、どこにジレンマを感じたのか考察し、課題を明らかにすることが目的です。
患者さんの意思を尊重することはもちろんですが、患者さんにとって何が一番大切なのかを考えないといけないためジレンマが生じるのだと感じました。担当者会議や自宅訪問などを行い、患者さんの背景を知ることで、患者さんに寄り添った提案を行っているのだと思いました。
次に、「偶発外傷に対するスタッフの意識調査」についてです。
当院の事故報告書はチェック方式を採用しています。
偶発外傷というのは、気づいたら怪我をしていたというような「受傷経緯が不明な外傷」や「主にケア中に起こったと推測される偶発的な外傷」をまとめています。
今回5年間の集計を行い、スタッフの「偶発外傷」に対する意識調査アンケートを実施し、結果について文献的考察を加えての報告でした。
過去の集計を行い検証することで、その年だけでは見えてこない原因を見つけることができるのだと感じました。
例えば下肢の皮膚剥離については原因を推測し、予防の実施につながっていました。
今回のような結果の積み重ねが、安全で質の高い医療の提供につながるのではと思います。
(事務所:中嶋)
先日、褥瘡委員会によるビデオ研修がありました。
今回の研修のテーマは、拘縮予防の観点でのポジショニングです。
ポジショニングとは 、患者さんの安楽な状態を保持することです。
その保持のためにクッションなどを使用して身体がずれないようにします。
適切に行うことで褥瘡、拘縮や変形の予防につながります。
ポジショニングはその目的や視点によって方法がかわってくるので、どのような観点で行うのかを理解しなければなりません。
また、患者さんのその時の身体の状態に合わせたポジショニングが必要となってくるため、他職種間での情報交換が重要となります。
日頃からの職員同士のコミュニケーションの場の大切さに、改めて気付くことが事ができた研修となりました。
(作業療法士:小栁)