7月の院内研修2回目は、人権擁護委員会による
《 現場で気付こう、あるある「不適切ケア」 》についてです。
研修のねらいは、高齢者虐待防止法についての知識を得て、
その底辺に広がる不適切ケアについて考えることです。
この研修を前に、全職員を対象に不適切ケアについての意見を徴収しました。
その意見をもとに、ケアの日常性の中に潜む出来事を考えていきます。
今回の研修を受けて、高齢者虐待防止法についてだけでなく
認知症への考え方、また虐待の認識がより深くなったと同時に、難しくなりました。
今からも継続して現場を検証しながら学び合いをしていく必要があると思います。
職員61名参加アンケート結果の一部をご紹介します。
(研修参会者:事務 中嶋)
新病棟建設に伴い、8月1日より本格的に工事がはじまりました。
出口病院周辺では工事車両の出入りが多くなると思われます。
なお、外来受診に来られた方の駐車場は今まで通り変更はございません。
ご迷惑をおかけすると思いますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
7月の院内研修は、2019年度の事故集計報告です。
報告内容は
全体の事故件数は前年度より減少していました。しかし、事故報告の件数が増加している項目もあり、それについては、これまで挙げていなかったような事柄を「インシデント」(事故を未然に防げた例や、結果的に患者さんに不利益を及ぼさなかった事象)として意識して挙げるようになったためということでした。
発表の中にもありましたが、事故報告書を書くことに対してマイナスなイメージを持たずに、情報の共有・再発防止のためには、小さな気付きでも積極的に報告を挙げることが大切だと改めて感じました。
(参加者:作業療法士 山根)
7月11日 長崎三社のひとつ、松森神社の神主さんに来ていただき地鎮祭を行いました。
前日は大雨でどうなるかと思いましたが、これからの建設作業を応援してくれているかのように
当日は雨も風もやみ、無事に執り行うことができました。
地鎮祭では新型コロナウイルスに配慮し、当院の関係者をはじめ最少人数での開催となりました。
新病棟は、2021年末頃完成予定です。また、地鎮祭の様子が長崎建設新聞にも掲載されました。
2020.7.15長崎建設新聞より
今回はデイケアゆうとでの作業療法の活動をご紹介いたします。
その中でも、回想法にまつわるエピソードを。
回想法は、過去の懐かしい思い出を語り合うことで脳が刺激され、精神状態を安定させ、
また認知機能が改善することも明らかになっています。
そのため、認知症患者さんのリハビリテーションに利用されるようになりました。
ところで、次の3つの写真は何か分かりますか?
一枚目はテレビです!1975年に作られた、東芝のトランジスタテレビ。
今でもスイッチを付けると画面が映ります!!
昔の方は、チャンネルを変えるときにガチャガチャ回した記憶があるんじゃないでしょうか😊
そして真ん中の写真は、S東美の広告です。色合いが昭和で、今でいうと”レトロ”ですね♪
最後の写真は、鰹節削り器です。昔は味噌汁を作るとき、鰹節を削るところから始まったんですね。
以上の3つの物は、すべてデイケアゆうとの利用者さんからいただいたものです。
「私の家にいらなくなった古い物があるから持ってこようか」とみなさんが持ち寄ってくださいました。
そのおかげで、実際に手にする感触、重み、匂いを感じることができ、
ただ写真を見るよりも大きな成果が得られると感じています。
さらに、このような”骨董品”を目にすると、高齢の方が職員を含めた若い世代に対して、
まるで「親と子」「先生と生徒」のように教えてくださいます。
回想法の枠を超えた”交流の場”だと思います。
これからどんな大切な思い出の品、または生きてきた証でもある大切な思い出の話が出てくるか、
感謝と楽しみの気持ちでいっぱいです♪
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お気軽にお電話ください。
長崎市内で新型コロナウイルス感染者の急激な増加に伴い、
当院においても院内での発生及び感染拡大防止のため、
当面の間、入院患者さんへの面会を原則として禁止させていただきます。
詳しくは、下記の画像をご参照ください。
行動制限最小化委員会による「身体拘束用具の適切な使用方法」について院内研修を行いました。
行動制限は、患者さんの生命の保護及び重大な身体損傷を防ぐことを目的としています。
まずはじめに、実際に使用する用具の説明を行いました。
用具の説明の後は、実際に職員も体験をします。
私は身体拘束に携わる職種ではありませんが、今回実際にミトンを着用し
無理に外そうとしましたが、どうやって外すのか分かりませんでした。
実際に拘束する側・される側を体験することで、
どのような状態が危険なのか身をもって理解することができました。
出口病院の院内研修は、職種に関わらず全職員を対象に研修を行っています。
自分の仕事と直接関わりのない仕事を知ることで、お互いを思いやることができ
また患者さんの立場になって考えることは、とても大切なことだと研修のたびに感じます。
(事務:中嶋)
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日曜日は晴れると思って期待していましたが、どよんとした曇り空でしたね。
洗濯物がイマイチ乾きませんでした💦
そんな曇り空や雨模様でも、自宅の庭の紫陽花は綺麗に咲いています😊
カマキリさんも遊びに来ていました♬
県をまたいでの移動が19日より解除になったこともあり、
長崎でも他県からの観光客の方が週末は多かったそうですね。
まだまだ感染拡大防止のため、ひとりひとりの予防が大切となります。
これからの時期は食中毒も心配な季節です。
今までの手洗いうがいを習慣づけて、より一層健康管理に注意しましょう!!
出口病院では引き続き、アルコールによる手指消毒・検温の実施は継続しております。
今後もご協力のほどお願いします。