長崎市小江原・式見 地域包括支援センター
今日は認知症疾患医療センターと包括が協働して桜が丘小学校で認知症サポーター養成講座を行ってきました。
コロナの感染拡大を防止する為、グループワークは行わず、個人ワーク。
それぞれの考えを付箋に書いて、模造紙に貼って、全体で意見を共有しました。
小学校で付箋を用いての認サポの開催は初めてでしたが、付箋を用いることで、それぞれの思いをしっかり表出できていたように思います。
認知症の方への接し方を学ぶことで、人にやさしく接することの大切さを知る。
認サポが一つのきっかけとなり、ここ小江原がすべての人にやさしいまちになっていったらいいなと思いました。
(認知症地域支援推進員 山添)
最終回!地域へ繰り出します。
花子さんに扮した地域住民を通学路上(コース別)に配置。
児童たちにはグループ別に通学路を歩きながら、花子さんを探してもらいました。
グループには認知症サポートリーダーさんや民生委員、地域の専門職が指南役・補佐役としてサポートしてくれました。
花子さん役7名の名演技。
花子さんを見つけた児童たちも頑張って声をかけていました。
実際に声をかけてもらった花子さんからは「うれしかった」「温かい気持ちになった」といった感想がたくさんありました。
昨年、今年と2歩前進しました。
認知症になっても安心!!
そう思えるような街づくりをめざして、また来年3歩目を踏み出したいと思います。
(認知症地域支援推進員 山添)
今回は認知症のお勉強です。
「認知症ってどんなイメージ?」尋ねると詳しい回答が!!
「タブレットで予習してきました」と、最近はタブレット端末が授業にも用いられてるんですね。
認知症について学びを深めた上で、来週の声かけ体験に向けて、事例を用いて対応を考えました。
今回も認知症サポートリーダーの皆さん、民生委員さん、地域住民さん、地域の専門職の方々も一緒です。
事例の概要は
・小江原 花子さん 79才
・もともと社交的な性格だったが、1年程前から同じ話を繰り返すようになった
・大好きな花壇の手入れもしなくなった
・よく行っていたふれあいセンターにもたどり着けなくなった
こんな花子さんが小江原・城山台で行方がわからなくなりました。
どのようにして花子さんを探しましょうか?
といったワーク。
通学路のコース別にグループを編成しました。
通りの人に対して、どうする?
花子さんが見つかった時にかけるホットメッセージは?
通りの人には「挨拶をする」、花子さんには「大丈夫ですか?」「手伝ってあげましょうか?」と声をかけるなどなど、たくさんの意見が出ました。
次回は実践編。今日考えたことを持って、地域に繰り出します!!
(認知症地域支援推進員 山添)
例年、小学4年生が病院や高齢者福祉施設の慰問をしているそうなのですが、今年はコロナの影響で慰問ができず。
こちらが参じましょう!!
ということで、地域の高齢者と地域の事業所の理学療法士と共に小学校へ出向いてきました。
児童たちはたくさんの質問を用意してくれていました。
Q.今やりたいことはなんですか?
Q.孫にやさしくしたくなるのはなぜですか?
Q.お世話をする人はきつくないのですか? などなど
用意していてくれた質問は時間内に収まらず。
帰りは玄関までお見送りしてくれました。
温かい気持ちになりました。
(認知症地域支援推進員 山添)
2020年度も “SOS やさしい声かけで地域の見守りの輪をつなげよう~in小江原・城山台~” を開催することができました!!
今年は小学4年生が対象です。
昨年同様、児童たちは3回シリーズで学びを深めてきたわけですが、今回はシリーズ1回目「高齢者疑似体験」の特集です。
認知症サポートリーダーの皆さん、地域の専門職の方々にご協力頂きました。
肘・膝のサポーター、手首・足首・ベストのポケットにはおもり、イヤーディフェンダー、ゴーグルを装着。
装着しただけで「見えない」「聞こえない」「体が動かない」といった感想が聞こえました。
その状態で介助役の相方と二人一組で、体育館内に設置された5つのミッションを歩いてこなしていきました。
新聞の文字は見えづらし、折り紙は折りづらいし、階段下るのは怖いし。
なるほど。だからお年寄りは一つ一つをこなすのに時間がかかるのね。
高齢者の大変さを体感していただきました。
これからお年寄りを見かけたら優しくしてくれるといいな~
続いては、第2回「認知症サポーター養成講座」!
の、前に、オプション「高齢者と高齢者のお世話をする仕事をしている方にインタビュー」をお届けします。
(認知症地域支援推進員 山添)
長崎市内に在住し、在宅で介護をしている方、介護する予定のある方、介護に関心のある方を対象として、
よろず介護教室を2回シリーズで開催しました。
1回目は10月6日「オムツの上手な選び方・使い方」をテーマに
出口病院 デイケアゆうば 友永隆文介護福祉士を講師に招いて開催しました。
対象者の状況によって、使用するオムツの種類が違うことや、介護負担の軽減に繋がるオムツ選びなど、
実践に即した事柄を知ることができました!
何気なく選んでいた方も、今後購入する際のコツを学べ、役立てられたのではないかと思いました😊
2回目は12月1日「尿漏れ予防体操(骨盤底筋体操)のススメ」をテーマに
長崎市在宅支援リハビリセンター 吉田敬理学療法士を講師に招いて開催しました。
まずは骨盤底筋を意識し、力の入れ具合を実感できることが大切である為、
人体模型、資料、タオルを使用しながら説明していただき、とても分かりやすかったです。
和やかな雰囲気の中、楽しい時間を過ごすことができました。
高齢になると、筋力の低下から排尿トラブルが出現しやすいことが挙げられます。
とてもデリケートなことなので、相談しづらく悩まれている方も多いと聞いたことがあります。
今回は家でテレビを見ながらでも出来る体操の紹介もありましたので、
日常生活に取り入れることで、悩みの解消となれればいいなと思いました。
今回はコロナの影響により、一部の地域に限定して周知・開催でした。
来年度は小江原地区で開催予定です。
(保健師 山北)
前回に引き続き、
今回は老人憩いの家式見荘で行われている、すこやか運動教室において
濵本善德様が市長表彰を受けられました。
表彰の後も、レクリェーションで年齢を感じさせないような動きが見られ、
感心させられました。
今回、表彰を受けられた皆様、おめでとうございます✨
今後も元気にお過ごしください。
(保健師 山北)
10月29日、中尾ひらばい会にお邪魔しました。
親睦を深める目的で料理教室&食事会開催とのこと♪
感染予防に配慮しながら、福吉様を中心に皆さん協力して楽しく取り組まれていました。
料理することは認知症予防に効果がある為、目的以上の効果が得られたと思いました😊
また、サロンに来ることが出来ない方にも、混ぜご飯の出来立てを自宅に直接持って行かれていました。
とても温かな思いに触れ、ほっこりすることができました。
私は、急用にて途中で退席となりましたが、素材の味が引き立てられ、
豚汁や混ぜご飯をとても美味しくいただきました。
ありがとうございました。
(保健師 山北)
10月29日、小江原地区のいきいきサロンにお邪魔しました。
自主グループ活動に積極的に参加している方で、代表者の推薦があり90歳以上の方を対象に、
今回は2名(関澄子様 牧山マツミ様)の市長表彰がありました ✨
お二人共とても良い表情で元気に挨拶をされていました。
なんと表彰者16名の中、同じサロンから2名の表彰はいきいきサロンのみだったそうです。
地域で取り組む「健康づくり」に興味がある方は是非参加されてみてはどうでしょうか。
(保健師 山北)
9月29日のまいたけ茶屋は
認知症疾患医療センターの宮川由香作業療法士より講話を頂きました。
講話の前に認知症が “怖いか” “怖くないか”
認知症の“いいところ” “悪いところ”を
参加者の皆様に考えて頂きました。
私たち人間は動物よりもたくさんの脳細胞を持っていて、考える力があって、
様々なことを体験・経験して、体や脳に記憶していきます。
でも年を取るにつれて記憶の引き出しがスムーズに開かなくなって、
できないことが増えたり、忘れっぽくなったりします。
でも最後に残るのは自分らしさ。
ふるさとに帰るんですって。
よく、認知症の方が「●●ちゃんが会いに来た」と言うのを耳にしますが、
それは “●●ちゃんに会いに行ってる”。
つまり、ふるさとに帰っている。
また違う側面から認知症を見つめることができました。
来年もアルツハイマー月間に合わせて、
まいたけ茶屋でも認知症を考える機会が持てればと思います。
次回まいたけ茶屋は 10月27日 火曜日です。
講話の振り返りと軽体操を予定しています。
皆様お気軽にお越しください😊
(認知症地域支援推進員 山添)