先月は、出口病院で夜間を想定しての避難訓練が行われました。
(その時の様子はコチラ☜をクリック。)
今回は、デイケアゆうばでの避難訓練です。
利用者さんたちが非常ベルに驚いてパニックにならないよう、
事前にしっかりと避難訓練であることを説明します。
また、今回は実際に室内から外へ避難する訓練です。
現在、新病棟建設中で工事車両が行きかって危険なため、しっかりと対策をして行いました。
非常ベルの音にもみなさん驚くことなく、落ち着いて避難をされていました。
いざというときは、避難訓練のようにしっかりと下準備を行うことはできません。
しかし避難訓練を行うことで、私たち職員は改善点を見つけることができ、
また、利用者さんたちも非常ベルの音を聞いたり、外へ避難することで
慌てることなく落ち着いて行動できる要因になると感じました。
とはいえ、やはり数人の利用者さんはいつもと違う雰囲気に落ち着かなくなる方もいらっしゃいました。
どのように避難誘導すれば安全に落ち着いて避難できるのか、
今後の課題として改善していきたいと思います。
デイケアゆうばは、医療保険対応型の認知症専門のデイケアです。
介護保険の枠組みでは対応が難しい方へのケアも行っています。
利用に関するご相談などお気軽にお問合せ下さい。
出口病院の新病棟建設も、建物の基礎工事へと入ってきました。
以前、職員駐車場だった場所は写真のように足場が組まれ工事が進んでいます。
出口病院周辺では工事車両の出入りが多くなっております。
ご迷惑をおかけすると思いますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
出口病院新病棟の完成は2021年末頃です。
10月27日に避難訓練を行いました。
法律で年2回以上訓練することが義務づけられているとのことで、5月に日中の火災発生を想定した訓練、
今回は夜間の火災発生を想定しての訓練でした。車椅子の患者さんにもご協力いただいての訓練です。
目的は「夜間の火災発生時、少人数での消火・通報・連絡・避難誘導の手順を確認し、防火・防災意識の向上を図る」
夜間は日中と違い、対応できる職員も限られています。
まずは『普段から防災意識を高めて火を出さない』ことが重要ですが、
万が一の際には慌てることなく対処し被害を少なく食い止めるため、
患者さんや訓練に参加した職員は本番さながら、手順にそって訓練を進めていきました。
避難訓練の後は、新入職の職員を中心に模擬消火器を使っての訓練も実施。
使用する機会どころか触る機会も少ない消火器の使い方を学ぶことができました。
(担当:PSW能戸)
先日、柿泊公民館で行った「オムツの上手な選び方・使い方」の介護教室の前、
小江原・式見地域包括支援センターより「高齢者の排尿トラブル」のお話がありました。
今回は、その内容を少しご紹介します。
※オムツの上手な選び方・使い方の内容はコチラ☚をクリック!!
年齢を重ねるにつれ、排尿で悩まれる方は多いのではないでしょうか。
また、男性と女性では悩みも違ってきます。
男性は排出障害、女性は畜尿障害が多いとされ、男性に多い排出障害は尿をうまく出すことができない。
それに対し女性に多い畜尿障害は、尿をうまく貯めることができない。といった障害です。
風船やペットボトルを使いながら、どれくらいの量をためることができるのかなど、
実際に目で見ることで、ともて分かりやすかったです。
そのほかにも、夜間頻尿のお話や排尿障害の治療と予防方法なども教えていただき、
特に排尿量のチェック方法は、自分がどのような傾向があるのか知ることもでき、とても勉強になりました。
排尿トラブルでお悩みの方は、一度かかりつけの先生へご相談されてみてはいかがでしょうか。
(広報委員:中嶋)
出口病院の介護士が、柿泊公民館にて介護教室を行いました。
今回は、「オムツの上手な選び方・使い方」についてです。
オムツは大きく分けて3種類
実際にオムツを購入したことがある方✋と尋ねると、多くの方が手を挙げていました。
実際に購入し介護を経験されてる方が多いんだなぁと、改めて実感しました。
パンツタイプのおむつは紙パンツとも呼ばれ、トイレに行くことが出来る方、立ってその状態を維持できる方が使用します。昔はオムツというと白!!というイメージがありましたが、最近はピンクや青など色のバリエーションも増えています。歩くことが可能な方が使用されるので、サイズもSから3Lまであるメーカーもあり、とてもサイズが豊富です。
テープタイプのものは、終日寝たきりの方・昼間トイレに行く方でも夜間トイレに行くのが困難な方が使用します。
尿もれパッドは、パンツタイプやテープタイプを使用中の方が、パッドを併用して使うことをおススメしています。併用することにより、オムツ交換の負担軽減やコストを削減することができます。
オムツは、使用する用途によって種類が分かれているんだなぁ。ということは分かりますが、
実際オムツを購入するとなると、何を基準に選んだらいいのか?
同じ種類のオムツなのに、値段が違うことって多いですよね?
値段の違いは吸収量や薄さ・サイズ・通気性・消臭性・肌ざわりなどにより変わってきますが、
だからといって、値段が高いオムツを使用することが良いオムツ選びとも限りません。
良いオムツ選びとは「失禁させないためのオムツ」ではないかと思います。
オムツを使うにあたって、まずは分析をする!そのあと、失禁させないために
オムツの機能を最大限に活かすことが大切だと考えます。
また、正しくオムツを装着することでオムツ交換の回数が減ったり、
服を汚すことが減ることで、介護する側・される側、お互いが楽になると思います😊
参加者の皆さんにオムツをお配りして、大きさの違いやギャザーの特徴など、
実際に見て、触って実感していただきました。
私は介護の経験がないため、今回の介護教室は「え?そうなの??」と、驚きの連続でした。
排泄ケアは、「恥ずかしい」「いやだな」「見られたくない」などなど・・・
最も人の尊厳に触れる部分だと思います。
だからこそ尊厳を傷付けないよう、配慮した適切なケアができるように、
出口病院がこういった活動を通してお手伝いできればと感じました。
(広報委員:中嶋)
デイケアゆうばで話題になっているものをご紹介します♪
デイケアゆうばでは、作業療法士による回想法や機能訓練、遊び療法、個別の趣味活動などさまざまな作業療法を行っています。
また、季節に合わせてお花見やドライブなど院外活動も行っていましたが、現在は自粛が続いています。
施設内で利用者さんに今の季節を感じていただけるようお花を飾ったり、塗り絵や壁面飾りにも取り組んでいます。
その作業療法を利用者さんに楽しんでもらうため、またより季節を感じてもらうために
手作りTシャツを作成しています👕その一覧がコチラです♪
全部、手芸が得意な作業療法士による手作りです!!
フェルトを使って季節の様々なものを表現していて、利用者さんからの評判も上々です😊
(それ以上に、職員からの評判が上々です👆😊)
8月に作成したこちらのTシャツ👕
これを見た利用者さんたちは、「あ!爆竹!!」「今日は精霊流しね~」「お墓で花火ばしよったね~」
などなど、昔話のきっかけになりました🎇
Tシャツを着ているスタッフが施設内をラウンドするたび話に花が咲き、
まさに動く回想法であり、リアリティ・オリエンテーション(現実見当識訓練)です。
Tシャツの作成者に話を聞くと、作ろうと思ったきっかけは去年のハロウィン🎃
壁に貼るウォールシールを、Tシャツに貼ったのがきっかけでした。
フェルトには色の限界があり、表現するのが難しいときもありますが、
必ず気付いてくれる利用者さんもおり、さまざまな反応があることが面白いです♬
また新作ができたらこちらでご紹介します♪と言っていました😊
多いときには週に3回も作成して、利用者さんたちを楽しませてくれています♪
デイケアゆうばは、医療保険対応型の認知症専門のデイケアです。
介護保険の枠組みでは対応が難しい方へのケアも行っています。
利用に関するご相談などお気軽にお問合せ下さい。
出口病院では、月に一度カレーの日があります🍛!!
この日は患者さんも張り切ってカレーの準備をお手伝い♪
出来上がったカレーは、みんなでおいしくいただきます😊🥄
この出口病院特製カレーは、小学校のバザーなどにも出店し、毎回売り切れる大人気のカレーです♪
出口病院では他にミニ料理クラブもあり、退院後の生活に必要な力をつけたり、
持っている力を活かすことを目的として行っています。
現在は、コロナウイルスの影響もあり外出が制限されていますが、
スーパーや大型量販店で実際に買い物をすることも、日々の社会生活の練習として行っています。
出口病院では、さまざまな生活技能訓練により社会生活への適応を目指し、
活動性や主体性を高め、自分らしい生活ができるよう支援しています。
現在の長崎県内での新型コロナウイルス感染者状況から、一部制限がございますが
10月5日(月)より面会禁止を解除いたします。
面会前提条件として、
なお、面会解除による混雑・密集を回避するため事前予約制と致します。
〇面会予約受付時間:月~土曜日(日・祝日除く) 10:00~11:00、14:00~16:00
※電話番号 095-844-5293 ※必ず予約のお電話をお願いします。
〇面会可能時間帯 :14:00~16:00
また、面会をされる際は引き続き、手洗い・手指消毒・マスク持参、着用の上
面会時間は10分程度の短時間で人数は2人までとし、飲食禁止をお守りください。
以上、感染拡大防止のため内容をご確認いただき、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
出口病院では地域交流を行っています。
中でも地域の小・中学校との交流は1997年から行っており、地域との交流を大事に歩んできました。
毎年、交流会や職場体験といった形で生徒の皆さんが出口病院へ訪れたり、
学校で行われるバザーや運動会など、病院から患者さんと共に毎年参加しています。
しかし今年はコロナウイルスの影響で、全ての交流行事が中止となってしまい
患者さんたちもとても残念がっていました。
そんな時、手熊小学校の生徒さんたちが、収穫したじゃがいもを病院の皆さんにと届けてくださいました🥔
穫れたての新じゃがは、料理クラブで肉じゃがやコロッケ、カレー🍛に大変身!!
とてもおいしく頂きました🍛😊🥄
毎月届けている絵手紙に、じゃがいものお礼と調理風景の写真を載せ、
手熊小学校の皆さんへ感謝を伝えました✉
すると8月、今度は手熊小学校の皆さんから、学年の紹介やインタビュー、
合唱・合奏の様子を納めたビデオレターが届きました🎥♪!!
作業療法の活動中に上映すると、たくさんの患者さんが見に来られ、
元気な子供たちの様子に笑顔が絶えませんでした😊
今度はビデオレターの感想を、患者さんが絵手紙に書き込みお返事を♬
じゃがいもを頂いたことをきっかけに、ありがとうの輪が続いていくのはとても素敵なことですね✨
直接的な交流はできなくても、新しい形での交流ができ嬉しかったです。
これからも工夫しながら地域とつながっていきたいと思います。