褥瘡対策委員会による院内研修を行いました | 医療法人昌生会|出口病院・デイケア
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褥瘡対策委員会による院内研修を行いました

今回は昨年に行った院内研修より、こちらにアップできなかったものをご紹介します。

褥瘡対策委員会による《褥瘡予防のためのシーティング》についてです。

 

下記の画像は正しい座り方です。

正しい着座位置をモデルを使って実際に見ることができました。

 

次に、乱れやすい姿勢の位置についてです。

 

左の画像は尾骨や仙骨部に褥瘡ができるリスクを軽減する姿勢について。

右の画像は左右の太ももの外側にクッションを入れることで、姿勢の乱れを防ぐものです。

着座位置がずれないよう、現場に即した対策を学ぶことができました。

 

そして、下記の画像は少し特殊な車椅子についてです。

 

ティルト・リクライニング式車椅子といわれるもので、座面と背もたれが付いた車椅子で

画像のように座面と背もたれ部分を倒して使用します。

座面と背もたれを倒して使用することで、臀部や背部にかかる圧を分散できるというメリットがあります。

当院でも、座位が長時間保てない患者さんに実際に使用しています。

 

実際に車椅子に乗っている画像を使っての研修だったのでわかりやすく、

また、介護の現場においても復習となる研修でした。

 

(担当:3病棟 工村・堀部)