防災委員会 | 医療法人昌生会|出口病院・デイケア
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防災委員会

出口病院には14の委員会があります。各委員会がどのような活動をしているのか、シリーズでご紹介致します♪

今回は、防災委員会です。

 

『委員会の取り組み』

年に1回、全職員を対象に病院内の消火設備、防火設備についての院内研修を行っています。

目的は消火栓・防火扉・排煙窓の設置場所、設置目的、使用方法を実際に動かしながら説明し理解してもらう事、

実際に触ってもらって、消火設備、防火設備を身近に感じてもらう事の2点です。

中でも消火栓は実際に放水もするので、その迫力を職員の皆さんにも感じてもらっています。

(写真は以前行われた研修の様子です。)

 

『避難訓練を行う目的』

万が一火災が発生した時、患者さんの生命・安全を守ることを目的に避難訓練を行っています。

避難訓練は、昼間想定と夜間想定で、年2回行っています。昼間想定と夜間想定の大きな違いは病院スタッフの人数です。

昼間は各病棟10名前後の職員が勤務していますが、夜間は2病棟2名、3病棟3名の夜勤者しかいません。

夜間の少ない人数でどうすれば患者さんの生命・安全を守れるのかが長年の大きな課題です。

また、車椅子利用の患者さんが増えているので、その方たちの生命・安全をどう守るかも大きな課題になってきています。

その課題を克服すべく日々奮闘、努力しています。

 

『避難訓練の内容』

火災が発生したら、火災発生 → 発生場所確認 → 初期消火 → 通報 → 避難誘導 という基本的な手順があります。

この手順がわかっていないと患者さんの生命と安全は守れません。これを頭に入れて訓練することが大事です。

この中で重要なのは、初期消火と通報です。

初期消火は、消火器を持って素早く発生場所へ駆けつける訓練です。炎が小さい内に初期消火できれば、それが患者さんの生命と安全を守る事にもつながります。

通報は、正確な情報を消防署に伝え、一刻も早く救援に来てもらうため最も重要です。実際に119番へ通報をして通報訓練をしています。消防署からも一刻も早く通報するよう日頃から指導を受けています。

また、病院職員を対象に消火器の使用訓練もしています。職員のほとんどは消火器の使い方を知っていますが、万が一の時その実力を発揮する為に繰り返し訓練する事が必要です。

(担当:3病棟 長谷川)