2021.11.24
手洗いについて研修を行いました
11月18日に感染予防委員会が「感染管理②」ということで手洗いについて研修を行いました。
毎年行っている蛍光剤とブラックライトを用いた手洗い実践の研修です。
コロナ禍で手洗いの重要性は十分に浸透しているところですが、「きちんと洗えているか」となると案外出来ていないものです。
まずは手洗いの目的について。
「感染の予防策として行われるもので、皮膚透過菌のほとんどを除去することを目的に、手指を介して起こる接触感染を防止することが最終目標」です。
手洗いには
・日常的手洗い
・衛生的手洗い
・手術時手洗い
があり、衛生的手洗いについて今回の研修で再確認しました。
蛍光剤入りのローションを手指に塗布した後
通常と同じように石鹸と流水で手洗いを行います。
きれいに洗いあがったように見える両手ですが
この中に入れて確認すると・・・・・・
手のひらはきれいに汚れが落ちていますね。
・・・ですが。
爪や指の間などに汚れが残っていることが目に見える形で確認出来ました。
爪や指の間は汚れが残りやすいと分かっているので十分気をつけて洗っていても、汚れが残っている人も多く、確認した後は再度手洗いをして汚れを落としていました。
毎年この研修を受けるたびに「出来ているつもり」になっている手洗いについて基本に立ち返ることができます。
手洗いは感染予防の基本の一つです。日々の業務の中でついつい「これくらいで大丈夫」になってしまわないようにと振り返ることが出来ました。
(担当:PSW 能戸)