人権擁護委員会による院内研修を行いました | 医療法人昌生会|出口病院・デイケア
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人権擁護委員会による院内研修を行いました

高齢者虐待防止法

7月の院内研修2回目は、人権擁護委員会による

《 現場で気付こう、あるある「不適切ケア」 》についてです。

研修のねらいは、高齢者虐待防止法についての知識を得て、

その底辺に広がる不適切ケアについて考えることです。

この研修を前に、全職員を対象に不適切ケアについての意見を徴収しました。

その意見をもとに、ケアの日常性の中に潜む出来事を考えていきます。

今回の研修を受けて、高齢者虐待防止法についてだけでなく

認知症への考え方、また虐待の認識がより深くなったと同時に、難しくなりました。

今からも継続して現場を検証しながら学び合いをしていく必要があると思います。

 

職員61名参加アンケート結果の一部をご紹介します。

  • 病棟勤務となり数カ月経ち、初めの頃いろんな場面で衝撃を受けたり悩んだりしたことが、最近は良い意味でも悪い意味でも慣れてしまっていた部分があるのかなと感じ、日々の業務やケアの意味を考える良い機会になりました。
  • 法律の違いで、病院・施設での受け入れ方の違いが分かった。
  • 自分のケアや対応について思い返す機会となった。よかった。
  • 業務やケアの流れの中で、日常化し、気づきにくくなっていた部分が再確認できた。
  • 不適切ケアを身近にしてしまっている事を実感した。虐待になる前に、職場内で気づきを発言していきたい。
  • 高齢者虐待防止法と行動制限最小化の整合性がずっと疑問でした。少し整理がつきました。
  • 継続して取り上げていきたいテーマですね。認知症のケース1人1人できる事出来ない事、そして自分たちスタッフのできる事出来ない事明らかにして持ち味を生かしていく。とても大切だと思います。コロナが収束したらグループワークも是非。

不適切ケアについて

(研修参会者:事務 中嶋)